2023年12月にスタートしたCAREER ROOKIES。1日完結型のナンバーシリーズ第7回が、2025年3月1日、東京の天王洲アイルのEZOHUB TOKYOで開催された。当日はCAREER ROOKIESの特徴である一般常識や計算、英語などの早押し問題で盛り上がった後、北海道上川町から課された「上川町のアセットを活用した地域活性アイデア」のテーマに取り組んだ。役場からいらっしゃった方々にヒアリングや意見交換なども行いながら、初対面同士のチームでプレゼンテーションまで持っていった。
参加学生プロフィール
参加者の多くは大学1,2年生。またビジコンというと男子学生の方が多いのが一般的だが、CAREER ROOKIESは女子学生の参加も多いのが特徴だ。

参加者の自覚する強みと弱み(複数回答)

学生時代に力を入れたこと(複数回答)
参加学生のプロフィールとして、自覚している強みと弱みを聞いた。全体的に「強み」と感じている学生の方が多かったが、「英語」「時事・一般常識」は苦手意識の方が上回った。
また、学生時代に力を入れたことは学業が多いようだ。今回は過去にCAREER ROOKIESに参加した学生も複数いたため、「ビジネスコンテスト」も票数は多かった。
参加者在籍大学
*()内数字は人数
東京大学(2)、中央大学(2)、日本大学(2)、武蔵野大学(2)、一橋大学、慶應義塾大学、専修大学、東京都立大学、武蔵大学、立教大学
優勝チーム
見事優勝したのは、過去にもナンバーシリーズやGPに出場したことのある2名と、初参加の学生1名だった。各ラウンド、満遍なく得点を獲得し、磐石の優勝だった。企業課題を考えたりプレゼンテーションをすることはどうしても慣れも必要。場数を踏むことで成長できる部分も大きいので、CAREER ROOKIESに何度も参加していくと必ず成長できるはずだ。
参加者の声(一部抜粋)

このイベントの最大のハードルは、エントリーボタンを押すことだと思います。申し込んだ後悔のピークも行きの電車の中で来ますが、それを乗り越えて会場に辿り着けば、色々な心配は杞憂だったとわかります。度胸試しのつもりで参加するのも良いと思います。どのような出来であれ、チームで一つのことに取り組み、やり切ったことは自信につながります。そのような意味で本当に初心者にピッタリのイベントだと思いました。(専修大学3年生・男性)

今回3回目の参加で今までのリベンジを試みました。このイベントはとにかくチーム内の交流の密度が濃いところだ。お互いに情報交換をしてアイスブレイクやチームビルディングから始まりクイズでは激励しあいプレゼンテーションで全力の連携とアドバイスのぶつけ合い。終わればチーム関係なく喋り倒して気が向けばsnsを交換して時々dmをする。意外にアツいことが一日で起きた。(東京理科大学2年生・女性)

複数回参加で、最後のチーム戦の重要性を分かっていたため、前半戦は楽しむつもりでいた。メンバーがそこそこの点数をもぎとり、自身も1分ピッチでまずまずの点数を残した。チーム戦では、プランを思いついたときには、すごくいい案であると思ったし、全チームの発表を聞いたあとでも、1番好きなプランである。しかし、チーム戦は圧倒的ビリだった。悔しかったが、相性もあると思い、自分たちの中で「好きである」プランを発表できたことを嬉しく思った。(中央大学3年生・男性)

私はこのイベントに初めて参加しました。
プレゼンでは経験の有無に関わらず参加者の方々それぞれに持ち味があり、敵わない、と感じるような場面も多く大変勉強になりました。
特に面白い点は、プレゼンだけで勝敗が決まらないことと、全員1人参加で交流しやすい所です。プレゼン前にある早押しクイズでは否が応でも個々の基礎的な能力を試されることに加え、チームに貢献しようとする意識が湧き、初対面同士でも、ぐっとチーム内の距離が縮まりました。そこで出会った方々は何かに熱意を持って取り組んでいることが多く、プレゼン後の懇親会を含め、交流する時間はとても刺激的なものとなりました。(慶應義塾大学1年生・女性)