ROOKIES STUDENTS

ROOKIES STUDENTS vol1琵琶悠斗(高知大学)

CAREER ROOKIESは、大学生なら誰でも参加できる1日完結型のビジネスコンテスト。意識の高さをアピールする場ではなく、楽しくビジネスに触れたり、挑戦を通して新しい自分を発見したりすることを目的としています。

ではCAREER ROOKIESにはどんな学生が参加しているのか?実際に参加している学生たちの課外活動を特集するインタビュー企画「ROOKIES STUDENTS」。その第一弾して、CAREER ROOKIES2(大阪)に参加してくれた高知大学3年生の琵琶悠斗さんに、普段取り組まれている活動について伺いました!

*このインタビューは2024年2月に行われました

琵琶さんが取り組んでいるのは、ずばりヒッチハイク!

ー今日はよろしくお願いします。この記事ではCAREER ROOKIESやビジコンというより、学生が取り組む課外活動について紹介してもらいたいんですが、琵琶さんが取り組んでいるのはなんですか?

大学1年生の時からやっているヒッチハイクです!

ーヒッチハイク!なぜヒッチハイクをやってみようと思ったんですか?

いろんな人と話すことで、自分以外の価値観が知りたいと思ったからです。僕が入学した時期はコロナが流行っていた時期だったので、対面で人と話す機会がほとんどありませんでした。だからこそ、「このまま人と話さないまま大学生活を終えるのは嫌だな」と思い、コロナが落ち着いてきた1年生の冬頃から、旅行も兼ねてヒッチハイクを始めたんです。

ー実際、ヒッチハイクではどの辺りに行かれたんですか?

結構色々ですね。1年生の春休みには1週間かけて中国地方、2年生の9月には10日間かけて九州地方を一周しました。また、僕は高知出身ではなく、実家は兵庫なのですが、帰省のタイミングでも今住んでいる高知県から実家までヒッチハイクで帰ることがあります。約6時間かけて兵庫から東京まで行ったこともありますね。

ーヒッチハイクってどうやって車に乗せてもらうんですか?スケッチブックで行き先書いて、、みたいなのは映画などでみたことありますが・・・。

まさにそれですよ。スケッチブックに行き先を書いて立っています。乗せてくれる人は男性が多めかなという印象ですね。どこまで乗せてもらうかは車の中で交渉して決めています。寝袋を持って行って、夜はベンチや駐車場で寝て過ごすことも多いですね。

ーいろいろな人に乗せてもらったと思うんですが、何か印象に残っている出来事はありますか?

高知から兵庫への帰省でヒッチハイクをしようと立っていた場所が、たまたま観光ツアーの集合場所だったことがありました。40歳から50歳の経営者の方々が10人くらいで、貸切バスで高知県の観光名所を巡る予定だったみたいです。そこにいた経営者の方がバス会社の人に交渉してくれて、なんと僕も一緒にバスに乗せてくれたんです。結局その日は兵庫に帰省しませんでしたが、一泊二日で観光でき、思い出に残りましたね。

ーヒッチハイクならではの出会いですね・・・!ヒッチハイクってやはり面白いんですね。

そうですね、乗せてもらっているときに運転手の方とお話しするんですけれど、その人の職業や生き方、過去の話など、いろんな話を聞くことができて本当に面白いですよ。また、ヒッチハイクを通して自分の視野が広がったなと感じます。例えば、トラックの運転手さんと聞くとどうしても男性をイメージしがちだと思うんですけど、女性の運転手さんが乗せてくれたことがあったんです。無意識の偏見が払拭されましたし、とても親切に対応してくださる方ばかりだったので、自分も思いやりの心を持って人と接しようと思いました。

ー危険な目にあったことはないんですか?

幸い僕の場合はありませんが、危ない人に会う可能性はもちろんあるので、身を守る術を持っておいた方が良いですね。僕は、常にカッターナイフを忍ばせるようにしていました。スケッチブックを切るためにも使えるのでヒッチハイクでは便利です(笑)。

就活は東京で!東京は来てみてどう思うか

これが寝袋だ!!!青春!

ーそして琵琶さんは現在25卒学生として東京で就活中と聞いています。なぜ東京で就職しようと思うのですか?

僕は将来は映画やアニメに関わる仕事に就きたいと考えていて、その中心地である東京に行きたいと思っているからですね。また、いろんな人がたくさんいる東京に身を置くことで挫折経験を積みたいという思いもあります。失敗したときに自分がどう行動するのかが知りたいし、どんな風に成長していくのかにもすごく興味がある。自分の知らない自分に出会えるんじゃないかなと。

ー実際、インターンや面接で東京に来てみてどう感じているんですか?

東京にも高知にもそれぞれの良さがありますが、できることの幅が違うなとやはり思いますね。例えば、東京の方が商業施設の数が多いし、行動の幅も違う。だからこそ、いろんな経験をしている人がたくさんいるのだなと実感しています。東京だからこそ関わる機会のある優秀な人と出会ってみたいです。ただ、駅にいると、電車が1分後に来るのに忙しそうにしている姿を見ることが多いなと思います。僕はなるべく余裕を持って生きていきたいですね。

新しい出会いが、楽しい未来を作る

未知なものも「しんどくても楽しかった!いい経験した!」と思えるものを選ぶ琵琶さん

ー将来、どんなキャリアを歩みたいですか?

東京で働きたいと考えていますね。将来は映画やアニメのプロデューサーになるのが夢なので、それを実現するには東京にいる必要があると思うからです。いろんなところにも行ってみたいけれど、拠点はあくまで東京を想定しています。

ーCAREER ROOKIESは参加してみてどうでしたか?

社会人になる前にビジネスモデルを体感できる良い機会だったと思っています。就活のときのグループディスカッションより論理的思考が求められるため、難易度は高いなと思ったのですが、1日でビジネスの流れを体感できたと感じましたね。自分はチームをまとめるポジションだったので、アイスブレイクから積極的に声をかけるように心がけていました。全体を通して「みんなが楽しいから自分も楽しい」というマインドで取り組めたので良かったです。

ーヒッチハイクやビジコン参加など、未知なるものへフットワーク軽く飛び込んでるように見えるのですが、怖いなと思うことはないんですか?

そうですね、「経験が人を成長させる」っていう信念があるので怖くはないです。迷った時は「後になって後悔しない方」「しんどくても楽しかった!いい経験した!」と思う方を選んでいます。これまでの経験上、その信念で後悔したことはないので自信を持って貫けています。

ーありがとうございます。では最後に、なかなか踏み出せない人に向けて何がアドバイスあります??きっと、そういう人の方が多いと思うんです。

アドバイス…そうですね。僕がそんなアドバイスできる立場じゃないですけど(笑)、僕が体験から実感していることをお話しします。新たな自分の能力に出会ったり、新たな人に出会うことで、将来的にもっと“楽しい、面白い未来”があると思っています。なので、怖いと思うこともあるとは思うんですが、そこを一歩踏み出して欲しいですね。一歩踏みだす学生には、力を貸してくれる大人は意外と多いです。そして挫折も困難も、未来の自分にとっては最高の思い出になっているはずです。人生楽しんだもん勝ちです!!

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